メイド業界を中心に毎週秋葉原について取り上げる産経新聞の「サブカル最前線」にてメイド検定が紹介されました。

【サブカル最前線】えっ、メイド検定なんてあるんですか…

 担当の安岡一成記者は秋葉原やメイド業界について、現場を知っていれば違うとわかる内容を書いてしまう。大人の事情でそういった記事でないと新聞に掲載できなく、記事の内容の間違い含めて、いろんな事象に対応する新聞記者なら仕方ないか他のテレビや新聞も同じだ・・・と妥協する部分もあるけれども、今回に限っては記者としてのミスをしてしまっている。

 というのもメイド検定を主催する日本メイド協会の加盟団体が増えない理由として、特に秋葉原のメイドカフェは多様性がるので協会に合わないからそっぽを向いている、と言う。これはあくまで協会側の主張であり、裏づけとして加入しているお店の意見も抑える必要があった。実際の理由は別にある。

 日本メイド協会があくまでもキャンフルという一企業のビジネスで、協会という信頼できそうな名前をつけることで、さまざまな誤解を生む。例として、メイド検定ができたときのネタにもなった「このコーヒーが熱いよ」というクレームに対しての対応の模範解答は、メイド協会が目指すヴィクトリア朝のメイドの姿とは異次元という、言っていることとやっていることが違うというギャップ。

 そして危惧していた「着せかえカフェCANDY FRUIT strawberry」をメイド喫茶として扱うという180度の方向転換。一挙一動が残念な方向に行ってしまっている。

 協会の理事の中に、メインであるメイドカフェの関係者はいない。代表は衣装メーカー、メイド派遣の業者であり、記者に秋葉原のメイドの店が20店舗減ったというのが、それはメイドのお店とは呼べない悪質な業者が含まれている。秋葉原では4月だけでも「ぽぽぷれ」「めいどりーみん」と新たに2店舗が増え、閉店する店がでても新規開店もあり、減っていない。

 スタート時から迷走を続けれる日本メイド協会。本当にメイド業界を思っての組織ではない、誠実さがない、というのが最大のネック。ただメイド業界をまとめるなんらかの組織はあっていい、と多くのメイドカフェの関係者は考えている。ビジネスを除外して本当にメイド業界を考える組織になるときが、来るのだろうか?

 そしてメディア側も、自分たち書いた記事が読者に対してどう印象を与えるかは常に意識する必要がある。

<参考記事>
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<参考ブログ>
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