14日になってネットでもメイド検定の媒体記事を確認することができるようになりました。

・日刊スポーツ
日本初メイド検定に60人、38歳も受験

 予想されるレベルになっています。これらの媒体は専門メディアではないので、主催者発表、受験者のインタビューで手一杯。ひとつひとつの項目の意味を解釈することは難しくなっています。

 さて本サイト外神田7丁目のキセキの10月14日分に書いた項目の解説は以下の通り。一部はこれまでの情報の繰り返しとなります。

・「奉仕の精神」の知識などを協会の専門家が約2時間講義
 協会には専門家はいない。法人会員理事会メンバーにはメイドビジネスをやっている人はいますが、知識はまた別の話です。

・頭にカチューシャをつけ、白いエプロン姿のメイド服で参加した女性
 協会のFAQにはメイド服での受験はOKとあります。常識として外出するのにメイド服を着るという行為はいかがなものでしょうか?ヴィクトリア朝でもそうでしたか?ましては現代の日本では、秋葉原とはいえ特殊で注目される存在です。安易に注目される状況を作るのはメイドとしてありえないですよ。それを許可する協会の姿勢はさらにメイドやメイドビジネスの理解が低いとしかいいようがありません。

・1、2級の取得者については、メイドとしての仕事のあっせん
 これもFAQに掲載されていますが、法人会員の店が対象となります。残念ながら10月14日現在メイドカフェの加盟はなく、今後もこの方向性協会が運営されるのであればないです。すなわちメイドビジネスのメッカである秋葉原では無視され、せいぜいキャンフルの系列店のみ。この部分がメイド協会およびメイド検定が汎用的ではなく、あくまでキャンフルのための組織や検定である最大の要因になっています。

 こちらも繰り返しになりますが、日本メイド協会といういわゆるメイドさんの普及のための組織はあっていいものと考えています。それは一部の企業のコントロールではなく、本当にメイドを志望するもの、メイドビジネスを経営するもの、メイドファンにとってよい団体でなければなりません。

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