人気AV女優のかすみ果穂が5月19日に秋葉原のメイド喫茶にて1日メイド体験を行うことがわかった。

 対象となるのは、いわゆる萌えビルで知られる日加石油ビルのメイド喫茶で、ロイヤルミルク13:30〜14:30、ユナティコストレーガ15:00〜16:00.メイドステーションカフェ16:30〜17:30というスケジュール。各店舗の衣装での接客を行う予定。かすみ果穂は1984年生まれ、グラビアアイドルを経験し、2005年4月にSODからデビュー。
 メイド喫茶の1日メイド経験は声優やアイドルを中心に何度か行われている。一方でメイド喫茶のメイドさん経験者のAV出演も存在し、今回AV女優がメイド喫茶デビューすることは、メイド喫茶=風俗という誤解を生む要因ともなりえるため、業界でも賛否両論となっている。

 今回は現役の人気女優ということで、多数のファンが来店することが予想される。

 自分の考えとしては「否」のスタンス。これは競馬に携わった時代から一環した主張で、世間から認められていない業界においては、表の文化として認められるために、イメージを最も大事にする必要がある。アニメやゲームは表の文化となっても、まだAVは裏の文化。美少女ゲームも18禁からスタートしてもコンシューマとして作り直されたり、アニメ化して公共の地上波でも放送されているためOKという認識。

 競馬の場合は歴史を知っていれば貴族のスポーツなんだけど、日本一般にはギャンブル=悪というイメージ、それを文化として報じることでイメージ改善はJRAもそうだし、メディアや一部ファンも地位向上に努めてきた背景を持っている。

 どうせ放っておいても、どこかがこの話題を取り上げると思う。じゃあその前に、問題点も含めて報じるのがまだマシ。メイド喫茶はオタクが安心して集まる場として発展してきた歴史がある。今後も安心できる場として存在するのか、観光地として派手なイベント重視となっていうのが一石を投じるイベントになるのは間違いない。

<参考サイト>
「僕、専用。X」かすみ果穂ちゃんイベント!! (SODクリエイト広報ブログ)