お叱りCD 千代田区議の小林たかや氏が書いた『秋葉原人』が20日発売された。秋葉原で生まれ育った区議は、これまでフリーペーパーの「あきば通」を発行してきたが、今回は秋葉原の中でよくも悪くも話題となったショップの経営者に取材した内容を元に書籍化されている。
 この中で写真の「お叱りCD」を発売したライトクリエートの右高氏の記事がある。お叱りCDはお兄ちゃんCDが好評だったための第2弾。このある特定のキーワードに特化したセリフのオムニバスを聞いて思い出すのは、映画『ニューシネマパラダイス』にて名画のキスシーンを集めたフィルムを流す場面がデジャヴと感じているところ。

 さらにライトクリエートで有名なのはメイド系店舗の運営で、LittlePSX、LittleBSDが秋葉原ではなじみのあるもの。現在プレオープン中で1月にグランドオープンするコスプレ雀荘てんぱねもこの系列店である・・・記事中にそんな店舗の売り上げが記載されていた。

 会社設立が平成15年3月で1期目3000万円、2期1億2000万円、3期2億2000万円、4期3億円(見込み)。社員数10名、居酒屋2店舗、雀荘1店舗、喫茶1店舗、ネットカフェ9店舗、スタジオ1店舗。これからわかるのは、社員数より店舗数が多い=バイト中心で人件費を抑える、店舗あたりの売り上げは平均3000万円以下の中、BSDは顧客単価3000円、客数50〜100人でこの中では突出した売り上げと推定されること。