d5feb7bd.jpg 『もえたん3(AA)』が近くの書店にはまだ入荷したいなかった代わりに『奴隷の詩学〜マゾヒズムからメイド喫茶まで(AA)』という怪しげな叢書を見つけたので、購入してみました。耽美を中心とした美術評論系のサブカル本のようです。
 スタイル的には「男の奴隷という存在になりたがる」「ノーパン喫茶」「非日常」「無垢」「ゲーム性」「フラットな社会構造」「マゾヒズム」などのキーワードが散りばめられ、読み解くのが難しい(苦笑)

 スーパーフラットという思想がオタク文化をきっかけに生まれてから、ある程度時間が経ち、「支配−被支配を模擬的に作り出すメイド」がオタクの聖地であるアキバで生まれ脱スーパーフラットの動きを見せ始めている、とか。アキバのメイド喫茶では「支配−被支配」は意識されていないし、むしろその逆転現象がしばしば、ということを筆者が知ったらどう思うのかな?「お帰りなさいご主人様」はただの記号でしかないと思う。

 記事ではメイド喫茶から「NANA」に視点が切り替えられパンク、ゴスロリへ。
 男装喫茶が増え、メイド・パンク・ゴスロリの関連性はメイド喫茶に来るオタクの男性ではなく、女性へのアプローチができれば、この記事は生きそう。寺山好きな自分には、メイド喫茶以外でもいろいろ楽しめる叢書。

<参考ブログ>
マゾヒズムからメイド喫茶まで…(捜神計画・別館)
トーキングヘッズ叢書 no.27 特集「奴隷の詩学」出ました!(ひねくれ者と呼んでくれ)