333b85b9.jpg 先週発売されたAKB48のセカンドシングル「スカひら」がオリコンのシングル週間ランキングで13位となりました。デビューシングル『桜の花びらたち』が10位だったことから、ダウンしてしまったのは事実。

 ただランキングはよいとはいえなくても、悲観だけあるのではなく・・・前向きに捉えると、今回のファンの購入方法は、オリコンのランキングで集計されないカフェでの販売が多かったり、集計店であっても、まとめて買ってしまい1回の購入で複数枚買っても1枚とカウントされたり、というファンも多いらしく、実際の数値はもっと上かもしれない。ハルヒ祭り(オリコン5位)のときは、ファンによって徹底されていた。
 この数日office48は劇場収入、CD売り上げと並ぶ3つ目の収益の柱グッズの販売に力を入れている。ファンはAKB48の公演や楽曲があって初めてその周辺のグッズを購入するのであって(メディアミックスの原則)、グッズ主導だとファンから売り上げ主義と思われてしまいファン離れのリスクを伴うもの(ブロッコリーのコンテンツがあまり評価されていない点〜会社の収支にも影響)。ファンがそう思う前に、次の手を打ってくると予想される。ファンクラブの設立の動きはそのひとつだろうし、よい方向ではBチームに関してか・・・

 もうひとつの収益の柱になりそうなのは、劇場や公式サイトでは言及されていないけど、ケータイ関連。着うた・メロサイトへの楽曲提供や単独でのキャリア公式サイト化。ただケータイサイトの構築は大手のCPは最近はあまり積極的ではなく、特に芸能関連は事務所の意向でサイトのコントロールができないというのが手を出さない原因。できてもフレームワーク化された特徴のないサイトとなってしまう。冒険のないサイトは既存のファンは入ってもケータイから新規のファン開拓にはつながらないということ。ドコモのテレビ電話のイメージキャラクタとしては採用されてはいるものの、別にドコモでしか露出しちゃダメという契約はドコモとはない。今後の資金提供を・・・という話はあるだろうけど。よいサイトを作りたいとなるとケータイサイト構築の経験者たちが作る新進気鋭のCPだと思う。

 そのほかの動きとしては、公式サイトのドメインが「akihabara48.com」から「akb48.co.jp」に変更。おそらく今後は「エーケービー」で統一したブランディング戦略をとると思う。これはこれで「A.K.D.」と紛らわしい。

 写真はHMVでのランキング。ゴマキと仲良く並ぶも売り切れ中・・・

<参考サイト>
「iモード」溜池のためいき
コンプリートボックス・DVD(〜AKB48メジャーデビューまでの軌跡〜)
AKBガチャポンについて(〜AKB48メジャーデビューまでの軌跡〜)
ガンホー・モード、ブロッコリーとコンテンツのアバターアイテム化で独占契約(cnet)
涼宮ハルヒの憂鬱のEDをオリコン1位にするまとめ(VIPPERに操られています)

<参考ブログ>
オリコンウィークリー(涼宮ハルヒの聖域)
オリコンランキング13位でしたね(AKB48?)
やっぱりオリコン(東鳩ニッキ)
ハロプロとAKB48(narutaのアイドルつれづれ日記)
オリコン(秋葉原アイドルジャンクション(almost the AKB48))
AKB48(好きなアイドルを語らせてくれや!)